イルカ

ホエールウォッチング - マッコウクジラ

マッコウクジラは、通年、小笠原近海を餌を追って回遊しています。
父島列島から10キロ以上離れた外洋域を探すので、ウォッチングツアーは、海況が穏やかな時期に催行します。
Sea-Tacでは、一日ツアーのうち、半日を外洋域でマッコウを探し、あとの半日は沿岸域に戻って、イルカを探し、海中公園でのスノーケリングを楽しんでいただきます。

繁殖集団

マッコウクジラは、性別と年齢によって生息海域が異なります。世界でマッコウウォッチができるところは数カ所あり、ニュージーランドやノルウエーでは巨大な雄クジラがゆうゆうと泳ぐさまを見られ、アゾレス諸島では数頭から数十頭もの活動的な繁殖集団の群を見られます。
小笠原で見られるのも、8〜12mの雌と若者たちの繁殖集団です。生まれて間もない5mくらいのベビーもいます。まれに、はるばる極北の海から交尾のためにやってくる成熟雄がいて、15mにもなるその大きさに驚かされます。

ツアーでは

マッコウが見られるのは、水深1000m以上の海域です。 彼らは深く潜って、イカなどの餌をとっています。浮上すると、10数回から数10回も呼吸し、やがて尾を高く上げて潜ると、30分から1時間以上も潜り続けます。
ときには、ブリーチやテールスラップなどのアクティブな行動をしますし、クジラ同士で身体をぶつけ合ってコミュニケーションをとることもあります。また、母クジラが子クジラにぴったり寄り添い、泳ぎながら授乳してる様子も見られます。

ウォッチング

好奇心の強いマッコウが、船に興味を示すことがあります。 水面上に頭を突きだしてこちらを観察しています。
船にマッコウが近づいてきたら、海に入って水中の様子を見たくなるかもしれません。でも、Sea-Tacでは、原則として、マッコウクジラのいる海に入ることはしていません。私たちヒトが、アグレッシブな彼らに水中で近づくのは、危険すぎるからです 。
彼らは、よく水面に浮いてる流木やゴミで遊んでます。ですから、同じようにヒトをおもちゃにするかもしれません。また、餌を捕るときに使う音波を当ててきたら、ヒトは失神する可能性があるそうです。
私たちヒトは、マッコウの大きさに敬意を表して、彼らのテリトリーには侵入せずに、船上からじっくり観察しましょう。水中に入らなくても、近くにきたマッコウの姿は、水面下にはっきりと見えます。その皮膚には白い傷がいくつも見られ、生きるための闘いの激しさを思わせます。

マッコウ以外にも

ツアー中、アカボウクジラ・オキゴンドウ・コビレゴンドウ・マダライルカ・シワハイルカ・サラワクイルカなど、外洋域に生息している珍しいクジラやイルカに出会うこともあります。
イルカとスイムできるときもありますが、練習なしでいきなり泳ぐことになりますので、原則として、スノーケリング経験者を対象にしています。
思いがけない種との貴重な出会いもありますから、そのチャンスを生かすためにも、ビギナーのかたは、前もってスノーケリングツアーかドルフィンスイムツアーに参加して練習なさることをお勧めします。

海中公園

昼休憩は、父島列島に戻ってきて、海中公園でとる予定です。
休憩中は、スノーケリングもお楽しみ下さい。このときは、初めての方でもフィッシュウォッチをしていただけます。
マッコウウォッチの状況によっては、昼休憩の時間が午後にずれ込むこともあります。

シーズン

Sea-Tacでは、海況が穏やかになる6月から11月までのあいだ、マッコウクジラウォッチングツアーを行っています。具体的なツアーの日程はおたずね下さい。
珍しいクジラやイルカに会えるかもしれない、小笠原ならではの遭遇をお楽しみ下さい。

ご注意

マッコウクジラは、広い海域を回遊している野生生物ですので、ツアーで会えないこともあります。
また、マッコウツアーを催行予定でも、当日の海況が悪くて外洋域に走れないときは、父島列島周りのドルフィンスイムツアーに変更させていただきます。