ホエールウォッチング - ザトウクジラ
ザトウクジラは、毎冬、北のアリューシャン列島から、生まれ故郷の小笠原へ帰ってきます。春にかけて、彼らはここで交尾・出産・子育てをします。
その巨きな体で、しなやかに泳ぎ、のびやかに歌い、力強く跳びます。
この小笠原は、彼らにとって、次の世代に命を繋ぐ大切な海なのです。
ツアーでは
Sea-Tacのツアーでは、時間をかけて、ザトウクジラのいろいろな生態を観察します。
彼らを脅かさないよう穏やかにアプローチするので、気を許したクジラが船に近づいてくることもあります。数頭の雄が激しく争うさまは迫力がありますし、元気に遊ぶ子クジラは愛らしいです。
会うクジラごとに性格も異なり、見られる行動が違います。大きなブロー音、黒く輝く背ビレ、高く上がる尾ビレ、それぞれ、そのかたちも動きも変わります。
私たちの20年にわたるウォッチ経験をもとに、出会ったクジラの生態について詳しく解説します。
ソング
雄のザトウクジラは、不思議な旋律で歌います。
水中にマイクを入れると、その歌が聞こえます。朗々と響く歌もあれば、切なく忍び泣くような歌もあります。
歌っているクジラが近くにいたら、ソングスイムのチャンスです。そっと海に滑り込むと、青一色の水中で、湧き上がるクジラの歌に包まれます。時には、そのバイブレーションが、直接私たちのからだに伝わってくることもあります。クジラの姿は見えませんが、自然と感応できる素晴らしい体験のひとときです。
ソングスイムは、ライフベストの必要がないスノーケリング経験者を対象とします。 ただし、歌っているクジラが近くにいないときや海況の悪いときにはできません。
イルカにも
ツアーでは、イルカも探します。ハシナガイルカの群に遭ったら、その美しい姿とアクティブな行動を楽しんでいただけるでしょう。
ミナミハンドウイルカに出会ったら、スイムチャンスもあります。ただ、水温気温ともやや低く、風が強くてハードな海況が多いため、原則として、スノーケリング経験者を対象としています。
また、海況とイルカの状況によっては、スイムできないこともあります。
イルカ以外にも、アオウミガメやマンタを見ることが多い時期です。
海中公園
昼休憩をとる兄島瀬戸海中公園では、船上からも魚ウォッチを楽しんでいただけますし、未経験のかたでもスノーケリングができます。
海況が穏やかなときは、南島にもご案内します。Sea-Tacでは、環境保全を考慮して、泳いでの上陸になります。泳ぎが苦手でも、ライフベストを着けていただいてスタッフがお連れしますので、ご心配はいりません。海が荒れてるときは上陸できず、残念ながら、この季節は夏よりもチャンスは少なくなります。
(南島へ上陸なさらない方は、 その間、クジラを探してウォッチしていただきます)
シーズン
ザトウクジラのウォッチングシーズンは、1月から5月上旬のゴールデンウイークまでです。
巨きく美しい生きものとの出会いをお楽しみください。
ご注意
ザトウシーズンは、風が強く曇りがちです。海況によっては、船上で波しぶきをかぶってしまうかもしれません。ご乗船の際には、暖かい上着と滑りにくく濡れても構わない靴をご用意ください。
また、ソングスイム・ドルフィンスイム・スノーケリング・南島上陸ご希望の方は、前もって洋服の下に水着を着てらしてください。
