イルカ

イルカとの接し方

小笠原でのスイムは、イルカが棲んでいる海に私たちがお邪魔するかたちです。彼らとの良い関係を望むならば、私たちにもちょっとした心遣いが必要でしょう。
ここでは、Sea-Tacのスイムのしかたをご説明します。

イルカを観察する

イルカと出会ったら、まず、彼らの様子を観察しましょう。
イルカの種類は何でしょう? 何頭いるでしょう? 今、どんな状態でしょう? 休憩中か、移動中か、食事中か、睡眠中か?
スタッフからスイムの合図があったら、準備を始めましょう。 三点セットをつけて、船の後ろのステップに腰を下ろし、エントリーの合図を待ちます。



海へエントリー

合図があったら、イルカを驚かせないよう、なるべく静かに海に入りましょう。
船から勢いよく跳びこむと、その音にびっくりしてイルカが逃げますし、目の前が泡だらけになって何も見えなくなります。座った姿勢から、片手か両手を船に残すようにして、足を先にそっと滑り込みます。

ゆっくり近づく

海に入ったら、イルカを探しましょう。水中マスクの視野は狭いので、首ごと大きく回してください。自分で見つけられなかったら、スイムリーダーについていきましょう。
両手は体に沿わせて、力を抜いてください。手を使って泳ぐと、イルカを驚かしてしまいます。
こちらに来るイルカが見えたら、まっしぐらにイルカに向かって泳がないでください。イルカがびっくりして方向を変えてしまいます。そこで停まり、イルカから近づいて来るのをじっと待ちましょう。


スイムのコツ

「どうしたらイルカが寄ってきてくれますか?」と、よく尋ねられます。赤いビキニがいいとか妊娠してる人を見に来るとか言われますが、実はどの説も疑わしく、確かなことは、「泳ぎがうまいほうがいい」「ちょっとでも潜れたほうがいい」ということです。
また、大切なのは、あなた自身が海の中でリラックスして、しっかりイルカを観察することです。そして彼らの警戒心をよばないよう、静かにイルカに近づき、興味を誘いましょう。
イルカたちの動きをよく見ていると、どのイルカが遊んでくれそうか、解るようになるでしょう。

イルカが去ったら

イルカが通り過ぎてしまったら、いつまでも追いかけるのはやめましょう。
姿が見えていると、ついいつまでも追いたくなるのですが、逃げる彼らに私たちは決して追いつきません。10メートル以上離れたら、泳ぐのはやめてスタッフの回りに集まってください。
船を目指して泳ぐ必要はありません。船のほうが、迎えに来ます。近付いてきた船が停まって合図があったら、泳いで戻りましょう。
イルカが逃げてるときや海況が悪くなったときは、スタッフの判断でスイムを終了します。イルカたちがヒトや船を嫌うようになって欲しくありませんし、何より大切なのは皆様の安全です。この海で、いつまでも彼らと一緒に楽しく遊べますように。