シワハイルカ
ー Rough-toothed Dolphin ー
シワハイルカは、体長2.5mくらいです。
全身が黒っぽくて、体表には不規則な白い斑紋がたくさんあって目立ちます。
長いくちばしは、顔との境い目がありません。顔から口先をそのまま引っぱって伸ばしたような感じです。
上下のくちびるは、白です。
ちょっと見には解りませんが、歯の表面にしわ状のでこぼこがあることから、この名前がつけられました。
シワハイルカは、温帯と熱帯の、きわめて外洋に生息しています。
個体数は不明ですけど、それほど多くはないようで、どの生息海域においてもまれな種です。
通常は、50頭以下で行動しています。また、ゴンドウやマダライルカなど他のクジラ・イルカ類と共に行動していることも多いようです。
1995年9月にSea-Tacが初めて確認したときも、ハンドウイルカと一緒にいました。
ジャンプしたりテールスラップしたり、けっこうアクティブでした。泳ぐスピードは、それほど速くなさそうです。
水中に入ると、ヒトに興味を示して近寄ってきました。不思議そうにこっちを見ながら近くを通り抜けていっては、また戻ってきます。鳴き声も賑やかで、とても愛嬌のある顔をしていました。
それ以後も、まれに外洋域でシワハイルカに会うことがあります。たいてい、十数頭くらいの群れです。
その特徴的な顔がとても印象に残るイルカです。